【図解】初心者向デザイン1・ガウチョパンツ作成手順(仮縫無)

ゴムガウチョパンツ((洋裁初心者ガイド・洋裁教室コモノ)

ウエストゴムタイプの、ガウチョパンツの作り方説明です。
小中学校以来洋裁を全くしたことが無い人が、最初に作成するのにおすすめのデザインです。

型紙は市販の物を利用します。
ここでは洋裁教室コモノのオリジナルの型紙で説明しますが、市販型紙でも同じように作れます。

仮縫い・ロックミシン無しで作成の服の仕立て方です。
ミシンを使える方なら、大体一着4~5時間で作成可能です。
*写真のガウチョパンツは、脇縫いなし(=わ)のデザインです。

先ず一枚、毎日普段使えるものを作って、洋裁を楽しんでみましょう!

<洋裁教室コモノのオリジナル型紙を使う場合>

材料:布(綿・綿麻・麻など平織り天然繊維の中薄~普通の厚みの布)2.1m/1.5cm幅のゴム(ウエスト分)/ミシン糸

「縫い代付裁断型」を最初に用意します(パターンメーキングの方法とは)

パターンメイキング(洋裁初心者ガイド・洋裁教室コモノ)

縫い代付で型紙(パターン)を作成します。
型紙付本に付録でついている型紙は<縫い代無し>ですが、必ず縫い代付型紙=裁断型を作ります。

1・元の型紙の周囲に縫い代をつける余裕を見越して、<ザラザラ面を上>にしてハトロン紙をおく。鉛筆やシャーペンで、型紙仕上がり線をトレースします。

2・1でトレースした線に対して、以下の縫い代をつける。脇縫いが無いデザインなので型紙は一枚だけです。

ガウチョパンツ型紙(洋裁初心者ガイド.洋裁教室コモノ)

【縫い代分量】

ウエスト部分 → 5cm (ゴム幅1.5cmの場合)
股上・股下 → 1.5cm
裾 → 4cm (三ツ折りの幅×2)

【型紙に書き込む他の表示】

股上と股下の合印・布目線の矢印(脇線縫い合わせのパターンの時は前と後ろの表示も書く)

3・縫い代の外側を切り抜きます。

布地の地直しの方法について(綿・麻類)

型紙が出来たら、布の必要量(要尺)を割り出して入手します。
92~110cm幅の布で<着丈+縫い代分=型紙の縦の長さの二倍>が必要量になります。

布は裁断する前に、一度水に通して「地直し」をします

片方だけでもいいので布端(裁断場所)の糸目を通して、斜めにカットされている部分は切り落としておきましょう。

綿・綿麻・麻の場合は、大きい「たらい」かバケツに水をはって一晩漬け込みます。
いきなり乾いた布を洗濯しても、意外と水は布全体に行き渡りません。つけ置きのほうが水が布全体に浸透します。
翌日軽く水を絞って物干し竿に広げて布目に平行になるように干します。

生乾きの時に、布目を整えるようにアイロンをかけます(テカリが出るようなら、裏からかけます)。

布の<耳>に対して<布の端が直角>になるように整えます。
あればL尺(角が90度のものなら何でもOK)をあてて確認しながらアイロンをかけます。

地直し(布全体のアイロン)は時間が掛かります。30分以上かかるのが普通ですので、じっくり取り組みましょう。

すぐその場で裁断が出来ない場合は、たたむと折りしわがつくので、筒に巻いておくと次の作業が楽になります。

布地裁断の仕方(合印について)

1・布地は中表で裁断口をそろえて二つ折りにし、台の上に置きます。

2・型紙の<布目線>を布のタテ目に合うように見ながら、型を布の上に置きます。

3・型紙が動かないように、待ち針で何箇所か止めます(又は、おもりをおきます)。

4・布地を二枚いっぺんに、型紙ジャストで裁断します。
<布地用・円カッター>または<裁断バサミ>で布を切ります。

裁断方法はお好みの方法でいいですが、円カッターのほうが正確にカット出来るのでおすすめです。

合印の印つけ

5・裁断したら、待ち針をはずす前に必ず合印の印つけをします。

印つけの方法はいろいろありますが、ここでは下図のように簡単に布地にノッチ(3mmほどの刻み)を入れます。

合印のつけかた(洋裁初心者ガイド・洋裁教室コモノ)

股下縫い(袋ぬい)

股下の部分を最初に袋縫いします。

1・先ず<外表>で裁断した布を、股下部分を揃えておきます。布の角や合印も合わせます。

2・待ち針を布に対して直角にピン打ちします。

3・布端から4mmのところをミシンで縫います。ミシンの縫い始めと縫い終わりは、返し針をしてほどけないようにします。

4・アイロンで縫い代を割り、裏表にして押えます

5・布端から8mmのところをミシンで縫います。

股下の袋縫い(洋裁初心者ガイド・洋裁教室コモノ)

裾三つ折り

先に裾を。ミシンで三つ折り縫いで始末しておきます。

アイロンで出来上がりに折ります。4cmおり、次に中に布端を折り込むと同じ幅に折り込むのが簡単です。
縫い代は後ろ側に倒します。

ミシンは縫い代の際にかけます(裏側からかけるので、下糸が表に見える形となります)。

三つ折りの仕方(洋裁初心者ガイド・洋裁教室コモノ)

股上縫い(袋ぬい)

1・筒状に出来上がった身頃の片側をひっくり返して、外表にします。

2・布の表側が外になったところに、もう一枚を重ねます。

3・合印と布端を合わせて、待ち針でピン打ちします。

4・布端から4mmのところをミシン縫いします。

5・アイロンで縫い代を割り、裏返して縫い代を押えます。

6・端から8mmのところをミシン縫いします。

股上袋ぬい(洋裁初心者ガイド・洋裁教室コモノ)

ウエスト三つ折り縫い

ウエストのゴム通しのところを作ります。

1・縫い代をどちらかに倒し(右左どちらでもよい)、ミシンがけしたところをアイロンでしっかりと割る。

2・ウエストの部分を出来上がりに折り、アイロンをかける(5cm幅)。

3・間を取る様に布端を半分に折り、アイロンをかける。

4・後ろ中心から、ぐるりと縫い代の端をミシン掛けする。最後は2cmほど縫い残し、ゴムを通せるようにする。

ウエストゴム通し・通し口をふさぐ

ウエストの三つ折り部分の縫い残しの部分から、1.5cm幅のゴムを通して実際に着用してみる。
安全ピンでとめて履いてみるとよい。

ほどよい仕上がりのゴム長さを確認し、ゴムの重ね分として2cm足してゴムはカットする。

ゴムを引き出して、2cm重ねてミシンで縫いとめる。

ゴムはウエストの三つ折の中に入れ込んでしまい、開いた口の部分をミシン縫いしてふさぎます。

ウエストかんぬき止め

そのまま履いているとウエストのゴム部分が中で、クルクル回ってねじれてきます。
それを防ぐ為に、三つ折りのゴムが通っている部分を表からミシンで縫い留めます。

前後左右のところを四分割してピン打ちし、ミシンで2cmほどの幅で上からゴム部分を押さえるように縦に縫います。表から見えますが、意外とゴムのシワで隠れてそんなに目立ちません。

これで、完成です!!

シェアする